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泡の恩恵にあずかって!

今、売れ行きを伸ばしている飲み物といえば、まったく砂糖などの入っていない炭酸水。いわゆるソーダウォーター。甘さなどがないため、食事中でも飲みやすく、また暑いときや疲れたときに飲む、すっきりとした飲み心地に惹かれて炭酸水を好む人も増えました。

かつてはお酒を割るため、という意識で販売していた飲料メーカーでも、そのまま飲むことを意識したボトルデザインや、天然炭酸水の輸入量を増やすなど、日本でも様々な炭酸水を飲めるようになってきました。

bubble-4.jpg●海外では一般的

水道の水質が悪く飲料水は買うモノ、という意識のある海外では炭酸水も一般的。

日本は水道設備の良さもありますが、地層の関係であまり炭酸を含む水が出ないこともあり、炭酸水といえば「人工的に作られた甘い飲み物」という感覚の人も多いでしょう。

海外では、ミネラルウォーターというとガス入り、つまり炭酸水を飲む人も多く、ペリエやゲロルシュタイナー、サンペレグリノなど、採水地から汲んでくる時点で炭酸が含まれている天然炭酸水も、様々な種類が安く販売されています。

水と同じく、採水地によって硬度や炭酸の強さも様々。水よりもはっきりと味わいが異なることも好まれる理由のひとつ。

レストランでミネラルウォーターを頼むと、ガス入りにするかや、何種類かの炭酸水から選ぶこともできるほど。また一般の家庭でも、普通に炭酸水が飲まれています。


●炭酸ガスの恩恵

日本の今の炭酸水のブームのきっかけは、海外旅行で炭酸水を知った人が帰国後も飲みたいと購入していることもありますが、炭酸が美容や健康に良いというイメージが女性に広がったことも大きいようです。

bubble-2.jpg炭酸水は、ある程度飲むとおなかが膨れ、甘いものを飲まなくても満足感があります。ダイエット目的で炭酸水を飲む場合、食前に常温でコップ二杯程度飲むのが効果的。空腹に飲むこともあり、思ったよりも炭酸の泡が胃に刺激を与えるので、胃が弱い人は避けたほうが良いそうです。

それとは逆に、胃の蠕動運動を活発にし、食欲を出す効果もあります。食前にスパークリングワインを飲むのは、食欲を高め消化を助ける働きがあるから。胃や腸の動きを活発にするため、便秘にも効果があります。

また炭酸ガスが血管の中に入ると血液中の二酸化炭素が増え、酸素不足になるため血流が増加。血行が非常に良くなり、その結果、エネルギー代謝が上がったり、老廃物を流してくれたりなどの効果が。

スポーツ界でも炭酸水に注目。炭酸が筋肉中の乳酸を分解し排出をうながすため、疲労回復に良いそう。サッカーのイタリア代表の選手が使うなど、効果が実証されています。

また天然炭酸水はミネラルが豊富。産後や運動後などのミネラルの補給に適しています。ミネラルの多く含まれる硬水には、酸味が強いなどクセのあるものも多いのですが、炭酸が入っていると、このクセを感じなくなり飲みやすくなります。


●上手に飲んで、効果を実感

「炭酸飲料を飲むとカルシウム(骨)が溶ける」という逸話は、無果汁加糖炭酸飲料に含まれるリンが体内のカルシウムとくっついて、体外に排出されてしまうことがあるからで、無糖の場合は問題ないそう。ただし、歯科医の中には弱酸性の炭酸は、あまり歯に良いものではない、と飲むことに注意を促している人もいます。

bubble-3.jpg利用しているスポーツ関係者の間でも、血圧が上がりすぎる心配や、基本的に動物は酸素を吸って二酸化炭素を吐くもので、炭酸である二酸化炭素を体内に吸収させるとことは間違っている、という人も。

またあまり一気に大量に飲むと、酔っ払ったような状態になることがあるそうで、注意が必要。

健康にいいとされている炭酸ですが、炭酸ならなんでもいいわけではなく、必ず水と炭酸のみでできている炭酸水を選ぶことも重要。

一見よさそうなダイエット炭酸飲料も、普通の炭酸飲料とそれほど変わらない影響を体に与えることが分かっているそうです。

炭酸水なら、炭酸さえ抜けてしまえばただの水。

たくさん飲んでも太ることもなく、種類を選べばミネラルも摂れ、多くの利点があります。飲むだけでなく、洗顔に使うと綺麗になる、ご飯がふっくら炊けるなど、いろいろな用途にも使われています。

食事中や運動後、こまめに自分のペースでゆっくり飲んで、疲労回復やデトックス効果に。味のあるものを飲みたくなったら、レモンやライムちょっと絞ったり、ミントリキュールを入れるなど、上手に炭酸水を飲みたいですね!

‐Mikako.h

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