sweets-1.jpg

甘い誘惑?!

私たちの体は、大人で60兆個、子供でも20兆個程度の細胞でできています。そして毎日、1日3000~5000個の細胞が生まれ変わっています。この細胞を作っているのが口にしているモノ。つまり食べ物です。体を作るためには、タンパク質やビタミン、ミネラルなど、バランスよく栄養を摂ることが大切です。

ヨガの世界では、私たちは経験するためにこの体を得て、この世に生まれたといわれています。その経験は、苦しみや悲しみなどから、喜びや楽しさといったものまで、多種多様にあります。

味覚の世界も同じように多種多様です。アーユルヴェーダでいうならば、六つの味「甘、辛、酸、塩、苦、渋」であったりするでしょう。できるならば、そうした経験もまたいろいろを味わえるといいですよね。

sweet-4.jpg●大人の味覚と子供の味覚

舌には「味蕾」という味を感じるセンサーがついています。これが多ければ多いほど、味覚を強く感じることができます。人の場合は舌を中心に、口の上部やほおの内側、そして喉などにあります。

残念ながら、このセンサーは成長に従って数が減っていき、30代~40代にもなると、子供の1/3まで減ってしまいます。

最近注目されている子供たちの食育。食育とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること、なのだそう。

母親が食卓に乗せたものが、子供たちの経験となります。大人になって味覚が鈍感になったからと言って、子供の頃に食べた味覚のベースが変わることはありません。

味覚が敏感で、一生の食のベースを作る子供の頃の食事が、一番大切とされているのはこのためです。もしかしたら、将来大人になったとき、正しい選択ができるように、食育は大切なのです。

●脳が感じるリラクゼーション

このように大人と子供で大きく違う味覚ですが、甘いものを美味しいと感じる感覚は、大人も子供もほぼ同じだそう。人間の本能で、甘味を「安全な味」「楽しい味」だと判断するためです。なんと生後間もなくの乳幼児でも、砂糖水を舐めさせるとリラックスすることが確認されています。

sweets-2.jpgでは他の味はどうでしょう。人間は特に、「苦・酸」を「危険な味」と判断することが多いそう。酸味は腐っている可能性を、苦味は毒物としての可能性を示したため、といわれています。こうした味の選択で、人類は今まで生き残ってきたわけです。

砂糖などの甘味に人の心を安定させる効果があることは、すでに実証されています。甘いものを口にすると、脳内で自然と快感中枢が刺激され、エンドルフィンというホルモンが分泌されます。

これは人の心をくつろがせ、病気への抵抗力を高めるホルモンです。他にも様々なホルモンが分泌され、体調を整えてくれます。その結果、気持ちが安定するのです。ストレスを感じたり、疲れたり、眠れないときなど、甘いものが食べたくなるのはこのためです。

甘いものを子供の頃から摂ることが敵視される傾向がありますが、情操の面では、甘いものを摂ることも大切。国際会議の後のレセプションなどでは食後、甘いデザートが出るそう。心を和やかにし、厳しい会議での緊張やストレスを解消するために、重要な役割を担っているのかもしれません。

砂糖そのものは自然食品なので過度に摂取しない限り体に悪いものではないそうです。しかし、人類は砂糖を含む甘いものを食べ過ぎる傾向があるのは事実。何しろヒトとしてのDNAに刻まれた欲求ですからね。

sweet-3.jpgさて、せっかく甘いものをいただくなら、少しでも体に良いものを。

東京・白金にあるオーガニックにこだわった洋菓子店「LETTRE D’AMOUR」が、オーガニックコーディネーターの間で話題のようです。

ラブレターという意味のこのお店。安心にこだわり、オーガニックの小麦、チョコレート、米粉を使用。

一部に砂糖や抹茶などの有機素材を使用した、上品な洋菓子が特徴だそう。お店での紅茶ももちろんオーガニック。

子供のおやつにもぴったりとの噂なので、ぜひ一度、覗いてみたいですね。

*「LETTRE D’AMOUR:白銀フロマージュ」の写真は「LETTRE D’AMOUR」HPより
スクリーンショットさせて頂きました。
お店の情報・HPはこちら:「LETTRE D’AMOUR

-Mikako.h

  • このエントリーをはてなブックマークに追加