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ヨギー・ヨギーニのための、ゆるマクロビオティック講座
その6 ~ 何を食べればいいの?食のバランスピラミッド 前編

今回は、毎日の食卓で、どんなものを食べるのが良いのか、マクロビオティックの考えをお伝えしたいと思います。

マクロビオティックの食事ガイドラインは、栄養バランスの観点だけでなく、
先祖から伝わる伝統や、地球のことも考慮して、
より、自然と調和して暮らすために、作られているそうです。

macro06-02.jpgまず、だいじなポイントは、
全粒穀物(玄米、あわ、きび、ひえ、大麦、小麦、とうもろこしなど)を主食として食べることです。

世界中のほとんどの地域で、昔から、全粒穀物が主食として重要だったみたいですが、
近代になって、動物性食品や、加工食品の割合が増えて、少しバランスが悪くなってるそうです。

全粒穀物を主食に、お野菜、お漬物、お味噌に、お豆、海藻を食べるという、マクロビオティックのガイドラインを参考に、毎日の食事を見なおしてみてください。

左の図は、日本のような温帯地域に住む人の基準となる、ピラミッドです。

■毎日食べるもの Daily Food

まず、ピラミッドの、いちばん下の部分です。
全粒穀物、お野菜、漬物、豆、海藻。
これらが、食事の中心になります。

みなさん、毎日、食べてますか?

それでは1つずつ順番にご紹介していきます。

 

●全粒穀物(玄米など)

macro06-05.jpgまず、主食は、全粒穀物です。
全粒穀物とは、玄米など、殻を取り除いていない穀物のことです。
なんで殻が必要かというと、殻に、栄養がいっぱい含まれてるからですね。

殻つきの穀物を食べるだけで、人間に必要な栄養素の大部分を、取れてしまうそうなのです。

歯の成り立ちを見ても、人間は穀食ということがわかるそうですよ。

玄米が基本になるかなあと思いますが、
十穀米に入ってるような雑穀(黒米、赤米、きび、あわ、ひえ、麦など)や、
お蕎麦や、小麦やとうもろこしなどもあります。

玄米が苦手な人は、白米に雑穀を混ぜたり、胚芽米にしたりして、
毎日、少しずつ、全粒穀物を取り入れていけると良いと思います。

玄米については、また次回以降に、もう少し詳しくお伝えする予定です。

●野菜

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全粒穀物の次に大事になるのが、お野菜です。

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一応、マクロビオティックのガイドラインだと、
食事の50%ぐらいを全粒穀物にして、25%ぐらいをお野菜にするといいそうです。

ヨガをしているみなさんは、きっとお野菜は好きなんではないでしょうか。

マクロビオティックでは、旬なお野菜や、住んでいる土地原産の土地のものを中心に、また、無農薬有機栽培で育てられたエネルギーの高い、新鮮なお野菜を食べることをおすすめしています。

野菜によって、いろいろと性質が違うので、
いろんな種類の野菜を、いろんな食べ方(調理法)で取るようにします。

●お漬物、発酵食品

お漬物は、酵素・乳酸菌が豊富で、消化を助けてくれるそうです。

欧米のヨギーやヨギーニたちの間では、ローフードを実践してる人も多いみたいですが、ローフードの目的は、主に、酵素やビタミンをたくさん摂取することだそうです。
確かに、火をかけると、酵素や、ある種のビタミンは壊れてしまいます。

マクロビオティックでは、それを補うため、お漬物などで、酵素を取るようにします。
お漬物などの発酵食品では、酵素が取れるだけでなく、微生物の働きによって雑菌が少ないそうです。

日本には、お漬物の他にも、納豆、味噌、醤油など、すばらしい発酵食品がいっぱいあるので、毎日の食事に取り入れていけるといいですね。

発酵食品は、化学物質が入っていると、適切な発酵にならないそうなので、
発酵食品を選ぶときは、自然の製法でつくられた、良質のものにすることが重要だそうです。

●お豆

macro06-08.jpgお豆も、毎日取るようにします。
動物性食品をあまり取らない代わりの栄養分を、豆類が補給してくれるのです。
豆は、たんぱく質、脂肪、ビタミンなど、栄養満点です。

特に、大豆は、動物性食品に含まれている重要な栄養素をいっぱい含んでいます。
納豆や、枝豆、豆腐や豆乳、味噌など、大豆でできてるものがいっぱいです。

一方で、小豆・ひよこ豆・レンズ豆のような小さい豆類は、脂肪が少なく、また、下ごしらえの必要もないので、簡単に毎日の食卓に取り入れることができます。
数種類の豆類を常備しておいて、汁物などに入れていけると良いですね。

●海藻

 

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海藻はミネラルが豊富で、毎食、ちょっとずつ食べることで、バランスが良くなります。
特に、豆との相性が良い(豆の脂肪とタンパク質の消化を助ける)ので、豆と合わせて取るようにするのがおすすめです。

ワカメ、昆布などで取るのも良いし、
ひじき・アラメ・メカブなどを常備しておいて、時々取り入れると楽しいです。

次回は、
補助的に食べるもの、減らしていくのが良いものを、お伝えしたいと思います。
お楽しみに~。

 

 

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ぬん

プロフィール
2002年、インドのバラナシを旅行中にヨガに出会い、ヨガがライフワークとなる。
2010年、久司道夫先生のマクロビオティック(KIJ)のリーダーシッププログラム(レベル1)を修了。
心と体の健康をテーマに、日々活動中。

 

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