芝生でチンムドラを組んであぐらの女性とシンギングボウルと

季節を観察しましょう

じーっと春が来るのを待つ冬眠状態が終わり、生命の活動期である春がやってきました。私達の身体も心も休息モードに終わりを告げ、前に向かってエネルギー満タンの状態で進みはじめます。

ではみなさんはどんな冬をお過ごしでしたか?クリスマス、お正月、餅つき、バレンタイン、スキーやスノーボードなど、外出するのが億劫なほどの寒さの中でも冬の時期は意外とイベントが多いですよね。身体も硬直しがち、寒さで呼吸も浅くなり肩こりや腰痛持ちのまま、多忙に過ごし交感神経が優位になりがちな冬。。。

冬は、アーユルヴェーダーのドーシャはヴァータが増加する時期です。ヴァータは、”軽さ”や”動き”の性質を持っており、バランスを崩した際には、冷えや乾燥が強くなり、気分の変動などが大きく乱れやすいのが特徴です。冬の間にしっかりと規則正しくリラックスして、だるさを解消しておくことが大切です。

春の芽吹きと同時に私達の身体も活発になりエネルギーが必要となるこの時期に、冬のヴァータの乱れがあらかじめ整えられていないと、春を迎えるエネルギーがすでに切れていたり、リラックスする方法がわからないまま疲れた状態が続いてしまう、という事になりかねません。

春はカパが増加する時期

インドのファイヤーポットに炎がついている
一方で春は、アーユルヴェーダのドーシャはカパが増加する時期です。カパは”重め”や”安定”の性質を持っており、バランスを崩した際には、思考や行動が鈍くなり、暗く落ち込みやすいのが特徴です。花粉症もカパの悪化が影響しています。そんな春のカパのバランスを整えるには、

  • 身体を温め、毎日規則的に運動をする
  • 新しい事に腰をあげて行動する

などをオススメします。頑張らなくても大丈夫!そんな時ほど、ヨガへ出向きポーズをキメる事を頑張りすぎるよりも、ヨガインストラクターとただ笑顔で挨拶ができれば、重たい気分も身体も解放されていくでしょう。そんな優しい空間にただ身を置くだけでもカパのバランスを整えるにはいい影響を与えるのです。

アグニ(消化の火)の食べ方の変化

野菜のたくさん入ったスープ鍋

私達の身体はとても素直で、天候や気候に大きく影響されています。まさに「春眠暁を覚えず」の言葉通り、気候もよく心地よい眠りを感じ、朝は風の音で眼が覚める春の到来です。一方で、日中も眠気に襲われ仕事に支障をきたし、頭がボーっとするなど、心と身体のバランスが変化しているのも感じます。

寒さで身を縮めるように過ごした冬には、アグニ(消化力)が強めなので多少重めの食べ物を食べても大丈夫なのですが、春には、食生活を見直す好機会になります。冬の強い消化力が春には弱まるので、冬季のような勢いで食事をとらないようにします。夕食は身体を温めるスパイスである生姜やクミンシナモンなどを使った暖かいスープなどをとるとよいでしょう。例えば春野菜、キャベツのスープなどがオススメです。

カパは、安定や重めの性質を持っているので、軽さや動きを取り入れてバランスを改善します。身体も少し重たくなるので、ヨガのアーサナを毎日取り入れ身体を動かして代謝をあげるように心がけましょう。

オージャス(活力)を輝かせる食べ物

フルーツと野菜がたくさん盛られたバスケット

オージャスに満ちた状態とは、心身が浄化され、身体も心も調和した状態です。寒くなれば、鍋料理が食べたくなり、暑くなればアイスクリームが食べたくなるかの如く。ただし、私達は情報や流行で食べ物を選んでいる場合もあります。本来の健康な身体と心をつくる食べ方は、生命力が上がり、免疫力を高めてくれます。身体も心もイキイキと内側から輝くエネルギーを作り出すために、愛情のこもった炊き立てのご飯や採れたて野菜、フルーツなどの食べ物を選び、生命力や幸福感でいっぱいのオージャス(活力)を輝かせましょう。

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