mariinIndia03Journey to India
アーユルヴェーダ講師:福田真理先生による
インド滞在記 Vol.3
~Reuniting with Guru~グルとの再会・後半

marifukuda_columDr.ヴァサント・ラッド師から直々に
アーユルヴェーダを学び、
米国The Ayurvedic Instituteを
卒業した日本人アーユルヴェーダ講師
福田真理先生によるインド滞在記!

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午後のクリニックは、
アシュラム周辺に住んでいる村の人々から
先生のクリニックの事を聞きつけて
遠くから色んな患者さんが訪れます。
その数はおそよ40人前後。

先生は、一人一人丁寧に主訴を聞いて、
生徒が交代に師匠の隣に座り症状を書いていきます。

師匠のアーユルヴェーダクリニックは常に人がいっぱい!

私たちはマラティー語(現地の言葉)が分からないので、
先生が訳してくださいます。
クリニックが開いている2時間内に
マイナーな症状から重い病気を持っているけど
病院へ行くお金がない人などいろんな人が絶え間なく訪れます。

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Photo credit by Mary Ruth Bradford

基本的、クリニック時間内に診察が終了しなくても
患者さんを帰さず最後まで診察をします。
師匠は、夜のクリニックがあるので、
移動の時間になると生徒たちが交代で引き継ぎます。
今回の研修には、マラティー語が話せる生徒が1人いたため、
彼は通訳としてもつきっきりでした。
流れは、症状を聞いて触診、
その後ナスィア(点鼻オイル)、
ネトラビンドゥ(目薬)とマルマ マッサージで施します。
短い時間にもかかわらず、
診察台から起き上がる患者さんの顔は晴れ晴れとしています。

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Photo credit by Mary Ruth Bradford

その後、お薬が処方されるのですが、
そのお薬もなんと生徒が交代で調合します。
これは日本やアメリカでも中々経験できない貴重な体験・・・
全てが新鮮で、時には人に溢れて慌ただしいのですが、
一分一秒もの時間が貴重すぎて
トイレに行くのも躊躇したくなるくらいたくさんの刺激を受けました。

毎日100人以上の患者さんと接した貴重な体験

午後のクリニックが終わると、
今度は夜のクリニックへ移動します。
プネー市の旧市街の大きな商店街の近くに
先生の個人クリニックがあります。
私たちが滞在しているところから
1時間ほど移動に時間が掛かるので、
午後のクリニックが終わってすぐ夕食をお弁当にして出発します。

クリニックが夕方6時からなのですが、
私たちが到着する頃には
受付に順番を少しでも早くしようと家族連れやカップル、
サリー姿の女性やインドに一時的に滞在している外国人など、
こちらも人で溢れています。
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Photo credit by Mary Ruth Bradford

ピークの時間帯には、
受付に人が収まらずベランダか入り口付近で待っていることもありました。

こちらでも、先生の助手として血圧を測ったり、
レントゲンの結果を見たり、脈、舌診をしたり、
占星術のチャートをホワイトボードに書いて効率良く行っていきます。

私が滞在中は、妊娠をされている女性が良くいらしたので、
脈を通して性別を予測することもありました。
また、昼のクリニックとの大きな違いは、

夜のクリニックにはジョーティッシュ(占星術)を診て欲しいという方や、
購入したばかりの宝石を持って来られて
鑑定して欲しいという方がいらっしゃいました。

色んな病気に対する治療法を毎日100人近くの患者さんを通して
経験を積んできましたが、
予想外の展開で日々起こる出来事のちょっとしたことが、
レクチャーや本では深められない貴重な学びに繋がりました。

師匠の姿からも学ぶことはたくさん!

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師匠は毎日朝から晩まで私たちにたくさんのことを教えながら、
多くの患者さんを診ています。
クリニックやレクチャーがない週末には、
他の都市へ行って講義をしたり、
そこでも診察をしていらっしゃいます。
アメリカでも同じスケジュールで
冬から夏まで休まず動いているので、
私は先生が休んでいるところを見たことがありません。

スケジュールを聞いただけでも眩暈がしてしまうのですが、
体調を壊さないのは、
やはり先生ご自身がアーユルヴェーダとヨーガを生活に取り入れているから。

それと、習慣がずっと変わらないのです。
そして何よりエネルギーの使い方は
もう間近で見ていて見習わなければいけないと毎回思わされます。

先生は、講義をしている時と患者さんを見ている時以外の時間は
静かに過ごしています。
食事を一緒にしていても、目の前の食事に集中し、
誰かが話しかけても誠実に接して
区切りのいいところでおしゃべりをやめます
(もちろん相手に失礼のない様に)。

師匠から学んだ1番大切なこと

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先生が焦ったり、急いでいるところも見たことがありません。
常に瞑想状態でいる先生が以前、
言っていた心身の調和を保つための秘訣を、
忙しくて余裕がない時にふと思い出します。
それはいたってシンプルで
「Eat less, sleep less, and less action.
Minimal action, live simply to conserve your prana」

「食べ過ぎ、寝すぎ、やり過ぎは避け、
アクションを最小限に控えシンプルに過ごすことで
プラーナ(生命エネルギー)をセーブする」
というモットーを教えてくださいます。

そして、関係性について、
とあるスワミも以前こう言っていました
「Less dependant on others,
be clear with your path and the truth will follow」

これは、とある生徒が自分のパートナーとの関係性について質問をした時に
答えました。
「他人に頼りすぎず、自分の道が明晰であれば
真実(真のパートナー)は必ずついてくる」。

人との関係性には必ず「頼る」ということがつきものです。
誰かに頼るということは、
自分の視界がその相手に向いている状態なので、
自分の有り様を見失い、目の前の道からずれてしまう。

真のパートナーは、
お互いが同じ方向を向いて同じ道を歩いていること
であり、
自分に正直でいることで真実は表れる
という事をおっしゃっていました。

そして、真のパートナーと過ごすと、
相手を束縛したり、傷をつけるという様な行為にはならないのです。
アーユルヴェーダでは、真の健康を保つ秘訣として、
調和の保たれた関係性も秘訣のひとつとしてあります。
調和が乱れる関係性は、必ず心身の乱れに影響を与えるのです。

師匠が教えてくださるアーユルヴェーダは純愛に溢れています。
生徒との向き合い方、患者さんとの向き合い方、
家族との触れ合い方を間近で見ていると、
先生の存在そのものが純愛に溢れています。

今回のプネー滞在で得た最大の学びは
クリニックでのスキルやジョーティッシュの知識より、
「シンプルに愛する」ことだったと思います。
それは自分、人、環境、全てに対して「純粋に愛する」ことなのです。

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