shadrasa
アーユルヴェーダ的正しい食事法! 後編: 6つの味をとり入れよう!

marifukuda_columDr.ヴァサント・ラッド師から直々にアーユルヴェーダを学び、米国The Ayurvedic Instituteを卒業した日本人アーユルヴェーダ講師
福田真理先生による人気コラム!

このコラムでは、
そもそもアーユルヴェーダとは何か?
私たちの生活にどう活かせるの?
など、アーユルヴェーダに関する絶対おさえておきたい
ポイントを分かりやすく教えてくれますよ♪

 

「前編」の記事はこちら

アーユルヴェーダでは、食べ物の味は6種類あると考えています。

甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味

一つの食事に、この6つの味(Shad Rasa) を食べる事を勧めています。

味覚には、5つのエレメンツ(空・風・火・水・地)が組み合わされていて、
各味覚はドーシャと繋がっています。
それぞれの味が3つのドーシャに影響を与えます。
バランスのとれた食事とは、これらすべての味を含みます。

甘味

【甘味】は「地」「水」の組み合わせで、ヴァータとピッタを安定させる効果があり、カパを増やします。

甘味は、満足感を与え、疲れている時は体にエネルギーを与えてくれます。
神経質で落ち着きがない時などもなだめてくれます。

甘味が程よく体に与えられていると、精神的にも安定し、心も穏やかな状態でいられますが、
逆に取り過ぎてしまうと、肥満、心の鈍さや眠気などを招いてしまいます。

また、甘味は 愛や思いやり、強欲(欲張り)、執着心など言った感情を表します。

食品では、はちみつ、米、パン、ミルクなどで、
この様な食品はカパ体質が取り過ぎてしまうと、
体重を増やしてしまうので、カパ体質の人は控えめにするといいですね。

 

酸味

【酸味】は「地」「火」の組み合わせでヴァータを減らしピッタ、カパを増やします。

火の要素なので、体を温めて、また知性を増大させます。

ピッタ体質の人が酸味を取りすぎると、胸焼けなど酸性化の障害をもたらしたり、
血液成分の変調や皮膚の炎症などといった症状が出てしまいます。

また酸味を取りすぎると、動揺、興奮、拒絶、批判という様な感情が表れる場合があります。

酸味の食品はレモン、チーズ、ヨーグルト、トマトや酸っぱい果物など。
ピッタ、カパ体質の人は酸味の食べ物を控えめにするといいですよ。

 

塩味

【塩味】は「火」「水」の組み合わせで、
ヴァータを下げピッタ、カパを上げます。

信用、確信、自信、勇気などといった感情をもたらしてくれて、モチベーションを高めます。

程よく塩味が取れていると、恐怖心や心配を減らします。

逆に取りすぎてしまうと、体の火照りを起こしたり、ピッタに関係した皮膚炎
また高血圧という症状も塩味の取り過ぎで招いてしまいます。

味噌や海藻など塩味の高い食品はピッタとカパ体質の人は控えめに取りましましょう。

 

辛味

【辛味】は「火」「風」の組み合わせで、
ヴァータ、ピッタを下げてカファを増やします。

体を温め発汗作用、代謝と消化力アップに効果的ですが、
取り過ぎてしまうと、喉の渇きと目眩と言った症状が出たり、
短気になって怒りっぽくなってしまいがちです。

唐辛子、タマネギ、ニンニク、ショウガやスパイシーな食べ物は
ヴァータ、ピッタ体質の人は避けるとドーシャのバランスが保てます。

 

苦味

【苦味】は「風」「空」の組み合わせで、
ヴァータを増やしピッタ、カパを減らします。

苦みのある食材は冷却作用があるので、夏の季節や疲れ気味な人には特に意識して取ると良いですよ。

ゴーヤ、ターメリック(ウコン)、ほうれん草や緑野菜全般は苦味のある食材です。

苦味を取り過ぎてしまうと、食欲低下、頭痛、皮膚の乾燥などと言った症状が感じられます。
感情面では寂しさ、反感、孤立、うつといった苦い症状を招いてしまうので、
ヴァータが乱れている人は苦味を控えると良いですね。

 

渋み

【渋み】は「風」「地」の組み合わせで、
ヴァータを上げてピッタ、カパを下げます。

渋味はグラウンディング、支える、一体感といった第一チャクラを安定させる効果があります。

体を冷やすので、ヴァータ体質の人が渋味を取りすぎると、
便秘、お腹のガス、恐怖心や不安感などいった症状を招きます。

食材でいうと豆類、ブロッコリー、ジャガイモなどいった食品は渋味があります。
ヴァータ体質の人は取り過ぎに注意しましょう。

全ての味を食べるのは難しいと思われがちですが、実は以外と簡単なんです。
例えば、ご飯(甘味)、味噌汁(塩味)、漬け物(酸味)、ピリ辛〇〇炒め(辛味)、
ほうれん草のおひたし(苦味)、豆(渋味)
といった感じで、
普段食べている食材に意識を向ける事によって、バランスはいくらでも取れます。

また、スパイスを加える事によって、更にドーシャのバランスが取りやすくなります。
ガスが溜まりやすいお豆を食べる際、ヴァータのバランスを整えてくれる効果のあるショウガ、
クミン、コリアンダーやコショウ
などいったスパイスを加える事によって食べやすくなります。

これからの食事の際、おかずがどの味をしているか意識を向けて食べていくと、
自分の好む味、嫌いな味が分かり、また自身のドーシャや乱れているドーシャの状態が
見えるようになってくるので、更に食事の時間の楽しみとして、ゆっくり味わいながら
お食事してみてくださいね☆

 

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