［ ぶっちゃけ座談会 ］アナ骨ガールズの体のリアル vol.3 冷え編

例えば、低体温 、貧血、疲労感 、不眠
イライラしやすかったり、やる気が起きない、集中力がない、又、割と多いなと思うのは、夏なのに汗がでない方。これなどはクラスで良くいらっしゃいますよ。

他にも、朝の辛さ、偏頭痛、眼の下クマ、少し動いただけなのに息切れしてしまう、食欲不振、肩こり、月経前症候群、月経困難症、下痢 便秘、頻尿などが予想されます。

何より注意しなくてならないのは、『酵素』の活性が悪くなるという事かと思います。

では酵素って何？ってなりますよね？

簡単に言うと、身体の中で起こる反応全てに必要になるものが酵素です。食べた物を消化する為に必要な酵素（例えば唾液にはアミラーゼなんて名前の酵素が含まれいて、ご飯を分解してくれます）。又、代謝そのものに関わる酵素などがあります。酵素が良く働く条件は低体温ではありません。37度位が活性が良い状態と考えられています。すると、低体温では…当然、酵素活性が鈍くなり、消化、代謝共に効率が悪くなる訳ですから、色々な不調が起きてもおかしくないですよね。

「冷えは万病のもと」と言われるのには、これらの理由があるので す。
冷えが改善される事は、予防医学としてのヨガが持つ可能性がより大きくなります。

それは関節の内側に運動を起こすと結果的に身体に熱をつくる助けになってくれるという事です。普通に運動するより、「圧縮と拡散」というの微細な運動を取り入れることで体温が上 がりやすくなるんです。

アナ骨最大の秘密というと大袈裟ですが、普通のヨガより身体に対して熱を作る効果が期待でき る理由の一つです。

アナ骨を受けた人が、「ありえないくらい汗が出る」とか「体が芯から発熱しているのがわかる」という方が多いのですが、それはこの 「圧縮と拡散」という動きが効果を発揮していると考えられます。
アナ骨の練習を続けることで基礎体温が上がったのかもしれませんね。

症状としては甲状腺が大きくなり、正常に機能しなくなります。甲状腺は代謝に大きく関わります。橋本病では代謝が著しく低下します。
様々な症状はありますが、寒さに弱い・汗をかきにく い・体重増加などの症状が出やすい状態です。

アナ骨を通して身体への熱がつくられた事が1番改善理由ではないでしょうか！
身体に熱を生み出すには筋肉が大きく関わっていて、アナ骨には筋トレ要素が沢山含まれています。筋肉が鍛えられると、下記の3つの効果が期待出来ます。

・筋断面性増加
・ミトコンドリア増殖
・毛細血管の増生

冷えの改善には筋断面積増加が大きく関係するかと思いますよ。
骨盤周りの大きな筋肉が発達すれば、必然的に心臓からの血液の流入、流出が活発になります。増えた筋肉に対し、そこへ血液が流れ込むようになり、毛細血管の長さも変化し伸びていき、枝分れも起こるようです。
これが体温を上げたことにつながると考えられま す。薬ではできないことですね。

又、重力で水が落ちるように、血液も下へ下がります。ふくらはぎの筋肉が発達してくれば静脈のポンピング作用といって、筋肉の働きが血液を心臓へ戻す力がより発揮できます。

ふくらはぎの筋肉が発達していないと戻りにくく、リンパ液自体も鬱滞 (うったい)してしまうんですね。

つまり運動療法としてのアナ骨が、効果を発揮したと言っても過言ではないかと思います。