田中千紗登:~NO YOGA NO LIFE~

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田中千紗登/東京・埼玉(パブリックジャーナリスト)

私がヨガと出会ったのは、古本屋さんに置いてあったヨガの本でした。

そのときの私は、音楽活動(ボーカル)に力を入れるあまり声帯に無理をさせてしまった結果、
声帯から出血・・・喋る事だけではなくびっくりしたり、咳をしたり、くしゃみをしたり等の
「呼吸を止める事」をしてはいけない状況でした。

おどおどしながら街を歩き病院へ通う中、静かな本屋さんはとても安心していられる場所であり、
家での楽しみを見つけられる場所でもあったので、寄り道するのが楽しみだったのを覚えています。

とはいえ、そんな毎日では身体を動かす事がほとんど出来ない為、疲れる事がないですし、
眠っていても「いつ咳き込んでしまうだろう・・・」などと心配が駆け巡り、
ついには眠れなくなってしまいました。

もともと「薬を飲む」事があまり好きではないのに、強い睡眠薬を飲む事になり、
「病人」とレッテルを貼られたような気持ちになってしまい、
「私は眠る事さえ出来なくなってしまった・・・」と、自分を責める毎日。

そんな精神状態だからなのか、治りが悪く、予定日を過ぎても治らなかったり、
いつのまにか再度出血していたり・・・。
悪循環が続いていました。

そんな毎日の中でふっと出会ったヨガの本。
一番先に目に焼きついたのが「呼吸を止めないように動いていきましょう。」でした。

えっ!!!
これなら今の私にも出来る!!!

呼吸を止めずに安心して身体を動かす事が出来るものなんてない!と思い込んでいた私には、
この言葉だけが鮮明に残り、目の前が明るくなったような気持ちでした。

そしてどんどん立ち読みを進めていき・笑
願いを込めて購入。
本の値段とは引き換えにならないほどのワクワク感と一緒に店を出ました。

帰宅後すぐにインターネットでヨガマットを購入し、届いてすぐにヨガを始めたのを覚えています。

ゆっくりと、呼吸を止めないように・・・
本を見ながらなのに、とっても気持ちいい。

また、7つのシーケンスが症状別に掲載されていたので
「ちょうど1週間サイクルだ~!」
と、ヨガが毎日の楽しみとなりました。

また、始めた初日からよく眠れるようになり、何気ない事、
当たり前の事に幸せを感じられるようになっていき、声が出ない事が辛くなくなりました。

こんなに穏やかな自分がいるなんて思ってもみませんでしたし、
更にびっくりしたのは、声帯の回復力がお医者様がびっくりするほどだった事でした。
こんなに早く治っていくなんて・・・と、心と身体の繋がりが身にしみた3ヶ月でした。

そうしてヨガは生活の一部となり、「気持ちいい!」それだけで充分だった私は
スタジオに通うこともなく、3年間独学で、本だけを便りに練習する毎日が続いていきました。

その後、レッスンを含め、素敵な機会や出会いをたくさん頂き、
今ではインストラクターとしてヨガを伝える立場になりました。
まだまだ未熟な私ですが、笑顔のきっかけになるようなレッスンが出来たらと思っています。

ヨガとの出会いなくして今の私はいない・・・という感謝の気持ちをを込めて、
「NO YOGA NO LIFE」

たくさん、たくさん、ありがとう!

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