シンポジウム3日目はすごい光景ばかり目にしました。
キーノートスピーチで、インドでヨガの医学的検証に関する研究をまだ黎明期から始められたShirley Telles博士(PhD)のプレゼンテーションがありました。
皆の期待が大きいのも、会場の雰囲気から伝わってきました。タイトルは
Yoga Research in India: Past, Present and Future
ヨガの医学的検証がいつ頃から起こり、どういう研究機関が設立され・・どういう経緯で現在に至ったかについて、実に詳しく、中立的で、しかも客観的でわかりやすいプレゼンが終わった瞬間、耳が割れんほどの拍手に、世界から集まった(ほとんどがアメリカ)1000人の聴衆は総立ち(もちろん私も)、しばらくの間立ち尽くしていたのでした。
アメリカの医学界やNIH(国家保健機構)のヨガに対する関心の高さは、インドの伝統医学に対する心からの経緯と尊敬に基づいており、素晴らしい研究成果には国境にこだわらず評価を惜しまない、という現場を目の当たりにし、インドとアメリカをつなぐヨガという架け橋の丈夫さを感じました。
もう一つの感動は、同じく皆の期待集まる
Sat Bir Khalsa博士(PhD)のメンタル・ヘルスにヨガが与える影響についての大まじめなプレゼンテーションだったのですが、
先生のプレゼンは、典型的アメリカ人が好むような、早口で軽快で明瞭でテンポよく、スライドの情報も実にわかりやすい、
聞きながら「こういうプレゼンがアメリカ人の心を打ち、共通理解を深めていくんだから、かなわんな・・」と思いつつ、「陰影礼賛をわかりやすく解説し、このテンポでプレゼンしたら、アメリカ人も理解してくれるだろうか」なんてことを考えていました。
そんななか、プレゼンもサマリーにさしかかり、1000人の聴衆が期待する中、ターバンを巻いたインド人のハーバードの先生は、プレゼンの画面に大きく
Summery(結論として):
A lot of Study (ヨガと精神疾病の関連性についてたくさんの研究がなされ始めている)
New Disorder (一方で、新しい疾病も数多く見つかっている)
この3行。会場大爆笑、そして大きな拍手。だって、その通りだから。
そして、拍手が鳴り止まぬ中、
「私は、そして私のこれまでの研究を一言で表すにふさわしい言葉を見つけました。これは、私の研究だけでなく、この場にお集りの皆様方にとっても、共感いただけるはずです」
といって、出したスライドは・・・

YOU BETCHA ! (ねっ、いいよね!)
(アメリカではあまりにも有名なフレーズ:サラ・ペイリン副大統領候補のウインクと共に)
そしてアメリカのお医者さん、心理学博士たちはまたもや大拍手なのでした。
























