ヨガ・セラピストの国際シンポジウム(米国)その1

3/5-8 ロサンゼルスで行なわれた、ヨガ・セラピストの国際シンポジウムに参加してきました。

ヨガ・セラピーとはなんぞや。と思われる方がほとんどでしょうか。
あるいは、何となく聞いたことがある言葉、ヨガとどう違うの?と思われる方もいるかもしれません。

ヨガ・セラピストの国際シンポジウムヨガの学術的研究が開始されてから、アメリカやインドではヨガ・セラピーという新しい領域が誕生しました。というか、あえて一般的なヨガと区別する意味で「ヨガ・セラピー」というジャンルが生まれたのです。(提唱者は、ベロニカ・Zadorさん、もと国際ヨガセラピスト協会の会長)

そして、ヨガが代替医療の一つとして、人々の健康に貢献できることを研究していく動きが始まりました。アメリカはこういう動きがとても速いのです。そして、今年は協会も20周年を向かえ、これまで発表された研究論文は数えきれません。
他の学問領域と同じように、医学博士や、心理学博士、ヨガの専門家などが活発に論文を発表し、皆で研究成果を共有していこうとしています。

国際ヨガセラピスト協会はアメリカがリードしていますが、研究は世界各国から寄せられています。メンバーの占める割合は、アメリカが84%、カナダが6%、残り10%がその他です。今回も14カ国(カナダ、イスラエル、スウェーデン、インド、中国、日本、オーストラリア、エルサルバトルなど)からの参加がありました。


5日の午後は7つのグループにわかれて研究発表が行なわれました。私はシニアに参加しました。

しかし、会議の最中に大きなアクシデントが!
それについては、
http://luna-works.jugem.jp/?eid=703
に書きましたが、なんと、市からホテルへの電力供給がストップしてしまったのです。自家発電の電気を使いながら、セッションは続きましたが・・・、そしてオープニングセレモニーではティモシー先生の講演が予定されていました。あいにくスケジュールも大幅に狂い、プレゼンテーションも使えなかったのですが、そこはさすがティモシー先生、とても面白い話をしてくれました。下記に一部ご紹介します。

Yoga as Medicineの著者、Timothy McCall 先生の講演より

ヨガ・セラピストの国際シンポジウムヨガ・セラピーはプラスチック・ヨガであってはいけない。 生徒一人一人を見なければならない。 ヨガは有機体のままであるべきであり、存在する中でベストな解決方法である必要もない。他のものと、組み合わされてもいいものである。

なぜヨガを科学と呼ぶのが難しいのか。 それは、ヨガはプラスチックになり得ないから。
また、科学者は、事象を「標準化」していくことによって、それを科学にしていく。 しかし、ヨガ、とりわけヨガ・セラピーの世界では、標準というものをつくるのが極めて難しい。

なぜ現代の薬には限界があるか。たとえば、PMSに効くとてもいい薬があったとしても、たいていの患者は、その薬はダブルのブランデーで飲んでしまったりするのだ。 (ストレスをためたまま薬を飲むので、結局薬は効かず、本末転倒なのだ)

これに対し、ヨガは Happiness Based Medicine - 幸福感に基づいた薬 であるべきなのだ。 私たちの人生は、私たちの骨や筋肉だけでできているわけではない。 喜び、直感、自由、愛、思いやり、楽しみ、安らぎ、など、実にたくさんの要素が私たちの人生全体を形作っていることを忘れていはいけない(忘れているのが今の医学だ)

 

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