
『Santosha(知足).』
2月5日 木曜日。Ashtanga Yogaの教えに、Santoshaというものがあります。
知足。足るを知るということなんですが、これは大切なことですね。
人間の欲は、計り知れず天井知らずです。『七つの大罪』でも"強欲"というのがあったはずです。
僕も色々、身に覚えがあります。欲深いところが多々見受けられます。
もっと行ったことがないところに行きたかったり、もう少し快適な場所や家で暮らしたかったり、
お洒落な洋服を着て、最高に美しく味の良い料理を食べてみたかったり、挙げればキリがありません。
今、僕はインドにいます。インドの人々の暮らしが見えます。嫌でも眼に飛び込んできます。
カーストは無くなったというが、現実は違います。
形式的には無くなったのかもしれないが、それは "残っている"。
今日も『1ルピーくれ!食べ物をくれ!』とせがまれた。充血し瞳孔が開いたような眼で。生まれたば
かりの赤子を抱きながら迫ってくる。まだ17歳くらいの女性だ。おそらく赤ん坊は栄養失調だろう。
Santoshaが頭を過る。僕は我に返る。
僕は"日本人として生まれて良かった。""日本で生まれ、更科家で育ち、ほうとうに良かった。"
これはもう、運を使い果たしたと言ってもいいくらいだろう。
日本という世界で最も裕福な国で生まれ、しかも五体満足であり、健康そのものだ。
何を食べようか?なんていう選択肢まで用意されている。僕はすでに完璧だ。
僕は恵まれている。これ以上、何を望むべきか?
僕はどうすればいいんだろう?この先どのように生きていくべきだろう?
こんなに恵まれた31歳、日本人の男の世界にたいしての役割はなんだろうか?
真面目に考え、答えを出そうと思う。
今日はSantoshaが主題なのだが、着地場所はこんな感じなのだ。
まだ書くべき段階ではないのに書いてしまったようだ。読み物ではない。
記録として残しておこうと思う。何年後かに僕自身がこれを読み、真面目に考えた結果、良い答えが出
たなと笑えればこの上なくSantoshaである。
Mysore Ashtanga Yoga Plactice Report Yuya Sarashina.
























