Go Green! in Philippines
こんにちは。フィリピンからmamikoがレポートをお届けします。
一年中夏のフィリピン。
ですので、子供たちの長期休暇も"夏休み"とは呼ばないのですが、いちばん暑い4月~8月頃に学校が1~2ヶ月間お休みになるようです。
フィリピンに住んでいる日本人の方々は、8月に夏休みを取り、一時帰国されることが多いようで、私がヨガのレッスンを行っているフィリピンの大都市メトロマニラでも、日本人を見かける機会が少ないように思います。
このメトロマニラは、空がグレーに見えることがよくあります。
原因はおそらく排気ガス。
交通手段の中心が、自動車やバスのフィリピンでは、大都市はいつも大渋滞。その結果、排気ガスで大気が汚染されているのです。
ヨガを行うとき呼吸に意識を向けますが、汚染された空気を吸っているのかもしれないと思うと、少しためらってしまいます。
今回のテーマは、【ヨギーニの夏】ということで、幼いころの夏休みの自由課題を思い出し、少しフィリピンの環境問題と取り組みについて調べてみました。
他の国と同様にフィリピンでも、環境問題は深刻です。
しかし、発展途上国のため環境への配慮よりも、貧困などの問題が優先されてしまい、まだまだ環境に対する意識が薄いように思います。
いちばん身近に感じるのが大気汚染。
先ほども少し書きましたが、通勤・通学手段は、バスや自動車がメイン。電車はあまり路線が無く一部の人が利用している程度で、道路は必然的に渋滞してしまいます。日本などからの中古車も多く、真っ黒な排気ガスがいたるところから出ています。
さらに、こちらでよく利用されている"ジプニー"という公共交通手段も大気汚染を悪化させています。
15人~20人乗りの乗り合いタクシーのような乗り物で、フィリピン全土に20万台以上あるそうなのですが、どこでも停車して乗り降りするので渋滞してしまいます。また、このジプニーのほとんどが中古のディーゼルエンジンを使っているため、排気ガスが大気汚染を悪化させます。

このジプニーの問題解決に向けた取り組みが、進んでいるそうです。
電動ジプニーを導入するというものです。また都心部では、この電動ジプニーの定期ルートを設け、停留所でのみ乗り降り可能なイー・ジプニーも昨年秋から運行を開始しています。
しかし、電動自動車のコストの問題なども大きく、電動ジプニーへの移行は、なかなかスムーズにはいかない状況のようです。
フィリピンでは、水質汚染も深刻化しています。工場や家庭からの排水の多くは、そのまま海や湖に流されているのが原因だそうです。この対策にも費用がかかるため、すぐには改善が難しい現状です。
そのほかにも、森林伐採など、資源保護よりも利益を優先した環境破壊が進んでおり、環境問題に全体で取り組む日は遠いように感じてしまいます。
そんな中、フィリピンでも小さなところから環境への取り組みが始まっています。
まず、大型ショッピングモールなどでは、ゴミを分類できるゴミ箱が多く設置されています。(写真左)
また、スーパーでは、エコバッグを販売したり、マイバッグの日を決めていたりしています。(写真中央)
ヨガスタジオでも、水を飲むためのコップは、紙コップではなく、洗って何度も使えるようグラスが置かれています。もちろん、マイボトルもヨガストアなどでよく見かけます。(写真右)
小さな活動を行うと同時に、周りの人たちにも環境の大切さを伝えていくことで、徐々にフィリピンの人々にも環境問題への意識が高まれば、大きな課題への取り組みも進んでいくことが期待できます。
私たちができることは、とても小さなことですが、その活動を続け、少しでも環境保護につなげていきたいと思っています。
多くの自然に囲まれ、きれいな空気を大きく吸い込みながらヨガをできる日を目指して。
Namaste.























