
ヨガの哲学を日々のライフスタイルに取り入れ、上手にカラダと付き合っていく。
そんな自分自身のカラダの捉え方についてしゅんすけ先生が丁寧に解説してくれるこの企画。
ヨガのカラダの使い方の「基礎」やその「極意」をヨガ哲学を通して気軽に学べます。
きっと、ステキな気づきがあなたにもあるはずです。
Philosophy × Karada コンテンツ
ヨガ哲学を身体で体験してみよう!シリーズ Vol.9
「タパス=熱行」
日常生活の指針その2
「ニヤマ=?した方がいいこと」5つの3つめです。
●タパス=熱行
=熱を持って一生懸命行うこと=目の前のこと・できることを積み重ねる=集中する
=苦行と解釈するならば
=苦痛を受け入れるつよさを持つこと=言い訳をせず、あるがままに受け入れる=今を大事にする=呼吸に集中する
タパスとは苦行と訳されがちですが、もともとは「熱」のこと。
仏陀も苦行は意味がないと自ら体験してから気づいたように
ぼくも意味がないと思います。
苦しみを積み重ね我慢しても心身はどんどん壊れていくと思います。
ただでさえ、この現代社会では我慢することばかりなのに、ここでも我慢してたらたまったもんじゃないですよね(笑
大原則は、アヒムサ(暴力をふるわない)ということ。
苦行とは矛盾してしまいます。
自分自身にとって必要なことがよくわからないときってありますが
たいてい自身の目の前にあることが多いです。
しかも自身にできることです。
なので、熱行とは、自分自身の目の前のことを一生懸命やることなのです。
それをきちんと熱を持ってやっていれば、おのずと次のステップがみえてくるということです。
それをきちんとやっている人ってかっこよいですよね。
信用を築いているわけですから。
チャンスはまた訪れると思います。
そしてタパスを実践していると、超自然力を得るらしいです。
超自然力?それって奇跡的な力?それって信じる力?
一生懸命行うことによっても
苦痛を受け入れることによっても
自身に対して
人生に対して
生活に対して
一生懸命になるのかもしれないし
あるがままの自分を受け入れることが
できるようになるのかもしれない
それってすごい力のように思います。
一生懸命やる過程には
適応し調整し様々なことを受け入れる必要もあるかもしれない
一生懸命さのその決意を試されるように
すぐ「なにか」邪魔が現われる。
「まあ、いっか、やっぱ明日からにしよう♪」ではなくて
自分の決めたことに熱心に行うこと
それに対して自身を信じる力が培われていくのだと思います。
初心をいつも覚えておく
言い訳をせず
それに基づいて行動する
誰でもいつでも始めることはできる
だけど、続けることは難しい
なにかを一生懸命続けている人は
自身が輝きだすのを知っているのかもしれません。
他人からの良い評価(毎日○○やってるなんてすごいですね!と
尊敬を集めるかもしれないし、信用されるかもしれない)をもらうかもしれなません
でも
それよりも、それ以上に
自身が一番喜ぶのかもしれません。
そして自分だけで完結せず
そうヨガはつながりですから
人との関わり合いの中で...
議論で打ち負かすのではなくて
その人とやわらかくつながりたいので
そのまま受け入れる
その面も確かにあると再認識したり
目の前のことを一生懸命にやる
人とやわらかくつながるために一生懸命やる
タパスはタプに由来する
「熱くすること・浄化すること」の意味。
直訳すると
「焼くこと・純化すること」
焼くとどんなものでも純化される。
例えば...
「金」は焼けば焼くほど純度が増し
不純物が取り除かれていく。
タパスとは...
初心に対して純粋に行動し
洗練されシンプルになっていくこと
なのかもしれません。
そんなタパスは3つに分けられます。
●カラダに関すること
祈ること
よゆうをもつこと
素直なこと(有言実行)
シンプルなことを続けること
やさしい行動
●言葉に関すること
快く真実を語ること
●こころに関すること
穏やかに
親切に
自身を知り
純粋に行動すること
ヤマ・ニヤマのすべてをバランスよく
一生懸命やりなさいとゆうことなのでしょう。
身体で言うと
ポーズと呼吸の練習を熱心にすること。
今、その瞬間に集中すること
(「呼吸ってなんで大事なのVOL7」の記事を参照いただけたらと思います)
ポーズと呼吸を
シンプルなものを
よゆうをもって
やさしく
行うこと。
できない角度や範囲のポーズではなく、できる角度や範囲のポーズや呼吸をやりましょう。
できないことは積み重ねることができないので、できることを積み重ねていきましょう。
またブレない芯をつくる練習として視線・目線を定めておく。
ドリシュティという方法もあります。
ポーズ中にどこかに思考が過去や未来にトリップしている
ことなんてしょっちゅうですが
(あ?はらへった?とか、あの人変なかお?とか)
「あ、戻ろう!」と「今」している呼吸を思い出すことで
「どこをみているか?」「今」観ているところを思い出すことで
思考は「今この瞬間」に戻ってきます。
視線も色々とあります。
鼻の頭の先
右側方
左側方
第三の目?眉間?
手の先
親指
おへそ
などなど
でもたいていは
鼻の頭の延長線上1メートルくらい。
そのあたりだと目が疲れず
一部を観ることなく全体を観る。
穏やかな表情になりやすく
顔からも力が抜けてきます。
弥勒菩薩(みろくぼさつ)さんみたいな
ちょっと笑っているような顔に
なってくるんじゃないかなと思います。
まとめ。
「できることを積み重ねること」を実践することで
「タパス=熱行=目の前のことを一生懸命行うこと」ということを
身体に刻み込んで、日常生活でも自然とできるようにしていきましょう。






















