ついつい無理してしまいがちな、あなたに:Vol,1
ヨーガのクラスに限らず、ついがんばりすぎてしまうって人が多いと思いますが、
クラスの翌日になって、
「何だか足の付け根が痛いし、腰も痛い」
という言ったこと、ヨーガのクラスに限らず、フィットネスクラブのエアロビクスやマシン、
ランニングでも、身体に痛みや違和感が・・・っていう経験、ありませんか?
昨今のヨガやフィットネスブームの影響、健康志向の意識が高まったこともあり、
ヨガや運動をされている方がずいぶんと増えてきました。
そういった中で、レッスン経験を重ねていくうちに、
もっと身体を柔らかくしないとヨガのポーズができない・・・と思ってらっしゃる方もいるのではと思います。
レッスン中に隣の人がすごく柔らかくて異様に気になったりして自分もなんとなく影響されてやってみたり。
その時に、
奥歯をかんだりアゴがこわばっていたり、
呼吸が浅くなったりしていませんか?
それは身体に無理な負担がかかっている証拠です。
身体はとても正直。
いまのコンディションよりも過剰に負担がかかった場合、
そうやって私たちに「力みやこわばり」でシグナルを出してくれているのです。
でも、まだ参加して間もないクラスで加減がわからなかったり、すごく集中して取り組むあまり、
そのシグナルを見過ごしてしまい、
危ないことに股関節やひざの筋、肘の関節などを痛めてしまう恐れも出てくるのです。
健康のためにヨーガを始めたはずが、なぜか怪我をしてしまった。
そんな残念なことにならないために、
そして、長く楽しくヨーガを続けていけるように、ちょっとしたヒントをお伝えします。
◆地に足をつけよう◆
日本のことわざでもありますが、
私たちは、どこを使って立っているかといえば、もちろん、
足です。
正確に言えば、足の裏を地面につけて立っています。
でも、普段からそんなことを気にして立ったり歩いてたりする人は、
あまりいないと思います
私たちは目で見える範囲にあるものは、よく気にします。
一番気にする順に並べると、
顔
手、
髪の毛
洋服なんて試着した日には
お腹や腰周りをしばらく気にしてたりしませんか?
気になる部分は当然良くしたい。
顔や手・髪の毛ならいつまでも美しく若々しくありたい。
お腹や腰周りならきゅっと引き締まって・・・なんて。
さぁ、足の裏、足首はどうでしょうか??
足の裏なんてまず視界に入らないし、
足首だって、男性だったらズボンに隠れて見えないですよね。
特に「立ったまま前屈」なんて時には
ほとんどその存在に、意識を向けないパーツかもしれません。
しかし、そこが一番大切なパーツでもあるんです。
脚は、
足指
足指の付け根
土踏まず
くるぶし
すね
ひざ
足の付け根
座骨(骨盤:お尻の下にある骨)
それらのパーツが、すべて連動して動いています。
だから、極端なことを言うと、
足指まで使ってこそ、初めて脚全体で地面に立ってることになるのです。
足指を含め、足の裏にはツボや経絡、反射区のような、
身体のコンディションを整える「アンテナ」がたくさんあるのと同時に、
立ったり歩いたりする時にバランスを取る場所としての
かかと、母子臼(親指の付け根) 小子臼(薬指の付け根)があります。
また、足の甲には細かい腱と筋膜、細い骨が、
まるで熊手が幾重にも重なったように非常に複雑に走っています。
でも、考えてみれば50?70キロの体重を支えてる末端なわけだから、
それくらい緻密であるのは当然ですよね。
わたしたちは普段、靴をはいていることが影響して、
足首から下のパーツをほとんど意識できていないし、
ちょっとした運動では筋肉が小さいので意識して動かしていなければ
簡単にこわばって靴の中でちいさく固まったままです。
なので、足裏や土踏まず・足指の筋肉は衰えやすいのです。
そして、スーツのようなかっちりとした縫製とベルトのしめつけ、
ジーンズのように硬い生地の洋服をよく着る影響で
骨盤周りの動かし方が意識しにくいのです。
そうなると、
どこに一番負担がくるのかというと、
そう、
膝です。
立った状態で前屈するアーサナ「ウッターナアーサナ」がありますが、
こんどもしそのアーサナをする時には、
次のことをやってチェックしてみてください。
・なにもせずに前屈してみる。
・足の裏に手を入れてみる。
・その時に手の指で足の裏をいろいろと押してみる。
・足の指が硬くなっていないか
・足の薬指、小指はどうなっているか
・足裏に入れた手で薬指の付け根をさわってみる。
なにもせずに前屈してみたときと、
上の5項目をチェックしてみた時では、
まずは足首から土踏まずという2大屋台骨がしっかり立ち上がり、
足指の付け根が気持ちよく開いていくと思います。
女性に多く見られる偏平足は、土踏まずの筋力が弱く、足首が比較的柔らかいことが多いです。
土踏まずがしっかりと支えてくれないと、それに引っ張られて膝の上下の骨がねじれて膝を痛めてしまいやすいです。
また、O脚、外側に重心のかかりやすい人は、足裏の外側に大きく重さがかかってしまい、
膝の裏側をのばしすぎて痛めやすいです。






















