エコファッション Vol.2 『MADE-BY』 アパレル素材と流通トレーサビリティ

MADE-BY :: Label for sustainably produced fashion.

オーガニックファッションはどこを経由してやってくる!?

オランダ、アムステルダム発の消費者団体にちょっと変わったエコを見つけました。

団体の名は『MADE-BY』。

私たちの手元に届く、衣服の製造過程を追跡してレポートする機関のようです。

2008年にドイツ、そして今年に入ってからはロンドンにもオフィスを構えるまでになっています。

「で、レポートは何のために?」かと言いますと

・ そのT-SHIRTS、本当にオーガニックコットンなの?
・ 本当なら、その工場まで明らかにできるよね?
・ 縫製工場などで過酷な児童労働や搾取がおこなわれていない?
・ 最終価格にどっさり利益を乗せてるのは誰なの?

などを明らかにしていくことで、大手アパレルブランドとの国際的な価格競争の渦中にあっても倫理観の高いファッションを提供するプレイヤーの表に出てこない努力に光を当てています。

2005年の立ち上げ時には4社だった協力ブランドも、現在では約30社にのぼりました。

しかし、このシステム。

まだまだ完璧ではありません。

運営者サイドもそれを認めているように、オーガニックコットンの生産拠点であるインドでも、現地の労働者にとって重要なのはコンピューターに向かって「ウチで採れたよ?」といった情報を打ち込むことではなく、頭にあるのは日々の生活や別のこと・・・

サプライ・チェーン全体での協力がなければこのシステムは成り立ちませんし、メーカーの行動に移すメリット、差別化要因を見いだすのもなかなか難しいといえるでしょう。

さて、

このシステムのポイントは、商品を購入した人だけが同サイト上でコードを打ち込むことによって原産地情報などを確認できるということです。

「買ってもらった後なら、原産地がどこであるかバレても構わないっす!(英語)」

そんなブランドの強みは結局、素材に留まることなく、その理念に共感するファンの心の中に生まれるからではないでしょうか。

応援したいと思います。

それ(応援)は、私個人の購買パターンがデパートで適当に買うといったものから、こういった海外のサイトに学んで力技で通販交渉してみるといった積極的なお買い物にあるのかな?と思う今日この頃です。

参考:

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