Macrobiotic:陰陽五行と私たちの食生活
マクロビオティックでは中国の易経にある陰陽説と五行説が組み合わさった「陰陽五行論」をもとに食材や調理法を提案しています。
・陰・・・上昇・拡散して遠心的なエネルギー。体を冷やす働き
女性、太陰(月)、吸う息、夜、冷たい、秋・冬、静、地、柔、
・陽・・・下降・収縮して求心的なエネルギー。体を温める働き
男性、太陽(日)、吐く息、昼、熱い、春・夏、動、天、剛
と、表示されてますが、陰と陽は相手次第で変わる相対的なもので、絶対的なものではないです。
陰は極まれば陽に変わる、陽が極まれば陰に変わります。
なのであまり「陰だから、陽だから」とこだわらないこと。一つの目安としてみてください。
陰と陽の間には『中庸』というちょうどバランスのとれたところがあり、そこに近い場所にいることが自分のからだとこころがバランス良くいられる状態と考えられています。
そして、五行論はこのような考えに基づいています。
「水は土地を潤おし、穀物を養い、集まって川となって流れ、海に入って『鹹』(かん:『塩』)となる。火は上に燃えあがり、焦げて『苦』くなる。木は曲ったものも真直ぐなものもあり、その実は『酸』ぱい。金は形を変えて刀や鍬となり、味は『辛』い。土は種を実らせ、その実は『甘』い」(「水は潤下し、火は炎上し、木は曲直、金は従革し、土は稼穡(かしょく)す」)。
というもので、このように、『木火土金水』と五つの『味』(酸、苦、甘、辛、塩)五行五味の調和を季節に応じていくという考えです。
このように文章で読んでいくと何が何だか・・・と思ってしまいますがいたってシンプル!
実は昔から日本で食されていたものを振り返ってみるとちゃ?んと季節に応じた食材、調理法を私たちは選んでいるのです。
例えば、春に動くのは上昇のエネルギー。
冬が終わり暖かくなって新しいシーズンを迎えます。
会社や学校なども新しいスタートを迎えたり、ふと何か始めてみようと思いはじめたり、気温とともに気持ちも上昇していく季節。上ににょきにょき力強く伸びていく食物(たけのこや山菜)が旬のものとして出回ってきますね。
夏になると陰性(冷やす)の要素をもつ食材がおいしく感じてきます。
スイカや生サラダ、うなぎなどを自然と食べたくなってきます。
この時期はちょっと玄米も重たくかんじてくるので穀物を変えてみてそうめんなどさっぱり軽いものもおいしい季節。
秋、冬になってくるとだんだん味付けの濃いものがおいしく感じるようになり、全体的に焼いたり煮たり重たい
食事を好むようになってきますね。
私たちの体はちゃんと食べるものを知っています。
なにか不調を感じている時は、ふだんは食べたいと思わないものや食べないものを口にしていませんか?
体からの声を聞いてその時に食べたいと思うものから自分自身の体調や季節を感じてみてはいかがでしょう。




















