
どうして肉を食べないの?
ヨガをしている人にベジタリアンやRAWフード・マクロビオティックを実践している人が多いのは、みなさまがご存知のことでしょう。ヨガを始めたばかりの人は、かならず一度は疑問に思う
「どうして肉を食べないの?」という疑問。
私も何度か、ヨガのWSやTTなどで、その先生なりの背景でベジタリアンになった理由や、
ベジであることの素晴らしさ、などのお話を聞いたことがあります。
その中には、
「牛の目をみたことがあるかい?」
「牛だって、ぼくたちと同じ生き物なんだよ」
「そんな牛さんの目を見たら、牛を食べる気になんてなれないよ」
とか...
「質の悪いエネルギーが体内に蓄積されるから」
だとか...
これって、ヨガを始めて「エネルギー??って何?そんなのわからんけど...」とか感じている人にとっては、
答えにならない答えだったりもする。
私は、ベジタリアンではないが、自分で作る料理はほとんどお肉は入っていない「ゆるベジ」派です。
自分にも人にも「禁止」や「ルール」はなく、そのときに自分の身体が欲するものを感じる力を
高めることが大事なんじゃないかなと思っている。
「肉を食べる」のが良い悪いじゃなくて、「選食力」が落ちることが問題なんだと思う。
昔から日本には素晴らしい知恵があり、それは食文化の中にも生きている。
「サンマ」の毒消しに「大根おろし」
「すき焼き」には「春菊」
食育のきほん「まごはやさしい」 ↓
http://www.yoga-gene.com/contents/food/yogafood/yf002/yf002.html#content
ヨガも食事も「バランス」なんだと思う。
私が、私なりに「ゆるベジ」を選んだ所以は、
「そんなに必要でないから」「そこまで好きでもないから」
私はチョコレートが大好き。
1粒1000円の高級チョコレートで味わう幸せも、1枚100円の板チョコも、どちらも愛してやみません。だからやめない。
でも「肉は?」「マグロは?」「アワビやウニは?」「トリュフは??」という問いにはチョコほど熱い思いはありません。
「食」は私たちの「心」も「身体」もつくる大切なものですから、それは質の悪いエネルギーを身体に
取り込みたくないと思う気持ちもないわけではないけれど、チョコレートくらい大好きなものだったら、やめない。
大好きなものはやめなくてもいいと、私は思う。
それを大前提として、肉を食さないことを選びたいと心から思うきっかけにもなった
「自然環境と肉食」についてお話します。
(秀和システム出版・ローハスクラブ著「ロハスに食べる」より)
・肉は生産効率の悪い食材
牛は本来草原で草を食べて育つものですが、より早く成長させ、また脂ののった肉に
するために、大豆やトウモロコシなどの穀物で育てる方法が広く行われている。
けれども牛を育てるには大量の穀物が必要です。その穀物を家畜に与えず、直接人間
が食べれば、ずっと効率よく多くの人を養うことができるのです。
例として1000?の土地から得られるたんぱく質の量を計算してみましょう。
大豆の場合:39.9?
牛(その大豆を牛に食べさせて出来る牛肉):2.2?
その差は20倍にもなります。
つまり肉食の人間1人を養うのと同じ耕地で、ベジタリアンなら20人を養うことができるのです。
・肉食を減らせば飢えた人を減らせる
現在、世界の穀物生産量は約18憶2500万t(2003年)で消費量は19億3000万t。約1億500万tが足りません。
備蓄穀物も減っていく一方です。
そんな状態にありながら、穀物生産量の3分の1もが家畜の飼料に充てられているのです。
アメリカでは、1人あたり年間1万tもの穀物が消費されていますが、このうち80%は家畜の飼料です。
一方でアフリカの穀物消費量は、1人あたり200?で100?に満たない国さえあります。
先進国が肉食をすればするほど、こうした貧しい国々の人々の口に入るべき穀物が減ってしまいます。
現在、世界の人口は65億人を超え、食料不足に悩む人は12億人。そのうち飢餓状態にある人が8億人といわれています。
そして毎日4万人もの子どもが世界で餓死しているのです。
わずかな米や大豆も手に入らず、飢えている人がいる一方で、豊かな国に生まれた私たちは
そうした穀物を牛や豚に与えて肥え太らせ、その肉に舌鼓をうっている。
これはあまりにも不公平な状況ではないでしょうか?肉食をやめる、または量を減らすだけでも、
多くの飢えた人を救うことにつながるのです。
ちなみに日本の穀物輸入量の6割が、人間の食料でなく、家畜の飼料として利用されています。
この現状をよく理解して、自分の「食」を選ぶこと。
私の食の選択は、その上で自分らしく続けられること。
そして、「食」は「文化」でもあり、「愉しみ」でもあります。
ともに食事を楽しみ人と、時間とよろこびをともにすることでもあります。
世界中のすべての人が
「おいしい、やさしい、しあわせの食卓」を囲める未来を願って。
そのほかにも「ロハスに食べる」のなかには、
・肉食は森林を破壊する
・肉食は環境汚染をもたらす
・肉食は地球温暖化に拍車をかける
・肉食は水資源を枯渇させる
・食肉の多くは薬漬け
・肉食は大腸がんの原因に
・肉食は高血圧や心臓病を引き起こす
・肉の食べすぎは肝臓に負担をかける
・肉の食べすぎは骨そしょう症を引き起こす
・たんぱく質の食べすぎは腎臓に負担をかける
などについて書かれているので興味のある方は読んでみてください。
かなりおすすめの一冊です。




















