●マイヤース純 | juneとおチビの幸せ日記⑪●

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なんて心地良い! 幸せなお産♪
 ~ 出産 後編 ~ 


2009年10月19日 ~出産予定日~

5:00
陣痛が強く頻繁になってきたので、助産師の西田さんに電話。すぐにいらっしゃるとのこと。苦痛や不安はなく、快適に過ごす。

6:00
西田さん到着。昨夜のうちににぎっておいたおにぎりをみんなで食べる。これからの本番に備えて体力をつけなければ!まだ4~5分の弱い陣痛。その後あまり陣痛の間隔が変わらないので、陣痛を促すために散歩に行きましょうということになったが、結局行けずじまいに。私は陣痛の間は四つんばいでいるのが心地良く、玄関に辿り着くだけでも何度も四つんばいのポーズが必要だったので(笑)。これでは外へ出られるはずもなく。。。

8:00~12:00
昨夜の寝不足で、とにかく眠くて仕方がない。主人はリビングのソファーで仮眠。私と西田さんも、和室でうつらうつら。陣痛が来る度に西田さんに腰を擦っていただく。触れてもらうことで、いかに安心しリラックスできることか。ありがたい!

12:00~13:00
西田さんがランチへ外出。その間は、陣痛の度に主人が腰をマッサージしてくれたり、一緒に呼吸をしてくれて、とても頼もしい。
陣痛の時に自然とお腹の底から湧き上がる呼吸は、今までの人生で感じたことのないとてつもない深くて心地良い呼吸だった。この呼吸が常に私の体と気持ちをリラックスさせ、平常心で穏やかな状態にいられる。

13:45
子宮口の内診にて、子宮口全開大。

私の場合、お産の間で「痛い」と思ったのは内診の時のみ。この内診の時だけは、あまりの痛さに泣き叫んでしまった。。だって、もうパニックになるほど痛いんだもの。。。

14:20
初めてのいきみ感を感じる。お産の後、誰に話しても「juneってほんと変わってるね~」と言われることになるのだが、私にとってお産の間のいきみは、もうたまらなく快感だった。全身のエネルギーが子宮へ集中し、究極の深く強い吐く呼吸と共に赤ちゃんを大地へと押し出すような感覚。出産を終えてすぐに、「あ~、また産みたい~♪」と叫んでしまったほど!!

14:53

サポート助産師の遊佐さん到着。遊佐さんは、私が通学しているホメオパシーの学校の先輩でもある。連絡が来た時に偶然一緒にお茶をしていたので・・とこれまた先輩でありヒプノセラピストの増田さんもご一緒。予定外ではあったが、急遽ヒプノセラピーを受ける。とにかく眠いのと疲労感が辛いので、陣痛の間もリラックスできるように誘導していただき、30分間眠る。あまりの快適さに、面倒くさがり屋の私の悪い癖が出てしまう。「う~ん、このままのんびりしていたい~。」産む気ゼロ(笑)。。。

16:34
そうこうする内に、突然私の中で「産むぞ!!」という気合が生まれる。少しばかり呆れ顔だった西田さんも「それならば!」とのご提案で、西田さんと共にトイレにこもる。先輩ママ達に「お産の時のトイレはすごい!お産が進む!」とは聞いていたが、噂は本当だった。あの狭い空間に安心できるからなのか?言葉は悪いが、普段から「トイレは排出する所」というインプットがあるからなのか?とにかく、するするとお産が進んだのだ。

16:58
赤ちゃんの頭が見えてきたとのことで、和室へ移動。リビングの窓から、真っ赤に染まる空が見える。外は美しい夕焼け。後に調べるとちょうどこの時間は満潮でもあった。出産は引力の関係で満月や新月、満潮と重なることが多いとよく言われる。私は新月の夜に陣痛が始まり、満潮の時刻に出産したことになるが、後に思うと偉大な自然の力との共同作業だったように感じる。

一気に静けさが訪れる。私は一仕事終え、あとは赤ちゃんのタイミングを待っているような感覚。今や私、主人、助産師2人、ヒプノセラピスト、犬1匹・・と満員となった我が家の和室では、和やかな会話が始まった。赤ちゃんの頭が見え隠れしているのを見た主人は早くも涙を流し、愛犬シャンティは私の傍らで手を舐めてくれている。あぁ、なんて幸せなんだろう。私とおチビの為に、こんなに多くの人たちが見守ってくれている。

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2009年10月19日 17:16
それから数回の穏やかないきみの後、おチビは産まれた。へその緒が繋がったままの状態で胸の上に乗せてもらい、初対面。2,700gの可愛い可愛い女の子。風の便りを感じたのか、母も絶妙なタイミングで駆けつけ、更に超満員の我が家。助産師さん達は、生まれたおチビの測定やお産の後片付けに大忙し。主人がハサミで切ってくれたへその緒が洗面所のタオル掛けに引っかけられている、と自宅出産ならではの光景に母が大笑いしている。

夕日も沈み、涼しい風が吹き始めた頃、肌着を着させてもらったおチビがようやく私の腕の中に落ち着いた。隣に寄り添う主人の目には始終嬉し涙が浮かんでいる。リビングでは、助産師さん達や母がお茶を飲みながら楽しくおしゃべりをしている。

住み慣れた我が家で新しい命を向かえることができたことは、私たちにとって素晴らしい体験だった。お産というイベントがいつもの日常にひとコマとして自然に存在したことで、本当に心地良い幸せな時間を過ごすことができた。私たちに関わってくださった全ての人たちに感謝の気持ちで一杯。ありがとう!

そしておチビ、私たちの元へ生まれてきてくれてありがとう。


- 完 -

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